濃く出る鰹だし『爆だし黒粉
【知る人ぞ知るダシ黒粉とは】
まだ、昭和の頃は、安価に手に入り濃いダシが出るので一般的に家庭用として使われていました。
そうめんつゆや赤出汁にとっても相性の良い削り粉です。
カツオ100%の天然だし粉です。
それが・・・
今やほとんど手に入らない知る人ぞ知るだしになってしまいました。
それは、販売するお店がほとんどなくなったからなのです。
黒粉は、鰹節を作るとき、鰹を煮てから桜やブナなどでスモークしたあと成形するために、鰹の身の外側を削ったものです。
昔は、この作業を産地で職人が手作業で行っていたため、大量の黒粉ができたのです。
今は、機械(グラインダー)で鰹節を削って整形するため、粉状のカツオパウダーになってしまうのです。
《カツオパウダー(鰹魚粉)》
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なら、カツオパウダーも黒粉も原料は同じじゃないかということになります。
が・・・
確かにカツオパウダーは使いやすいのですが、粉状のため香りが飛ぶのが早く、味は濃くても風味がイマイチとなってしまいます。
黒粉の場合、削り節のなかに風味が閉じ込められているため、煮ることによってそれが香りたつのです。
当店では、産地から直接鰹節を仕入れているので、この希少な黒粉を販売することができるのです。
希少といっても決して高くは販売しておりませんので、ご安心を!
《黒粉》
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香ばしくて濃いだしがでるのが持ち味で、赤だしやざる蕎麦のつゆのダシにおすすめです。
一度使ったらヤミツキになる味で
「クロコでなければだしをとった感じがしない。」
というお客様も多いのです。
※スーパーなどで売っている鰹の厚削りをクロコと勘違いされる方もおりますが、通常の厚削りは鰹の身全部を削ったものです。
外側だけ削ったクロコは、イブシの効いた濃い味が特徴です。