本格派カツオだしの使い分け
和食の基本といえば鰹だし
今日は、お料理によって使い分けると
より一層おいしくいただけるというお話しです
まず上の写真は、カビ付けをして熟成させたかつお節の厚削りです
カビを付けることで生臭さが消え、
かつおぶし独特の芳醇な香りを醸し出します。
そしてこちらは、カビ付けをしていないかつおの厚削り
かつおの味が強く出るので
また、宗田鰹(そうだかつお)の厚削りはお蕎麦屋さんが良く使う削りぶしです
宗田鰹はクセがあるので、刺身としてはあまり食べませんが
節にすると強くてパンチのあるだしが出ます。
そして最後にご紹介するのは、
ウイスキーのように燻した香ばしい強い香りが持ち味のカツオ荒削り黒粉
赤だしや味噌煮込みうどんなど、味の濃い素材でもガツンとしたダシが出ます
冬の味覚はダシが決め手
プロ秘伝の使い分けで、
おいしいお料理をお楽しみくださいね