海苔と着色料
先日、はじめて来たお客様が
店に入ってくるなり
「お宅の焼き海苔は、着色料を使ってますか」
とたずねてきました・・・
「いいえ」と答えると、
「海苔の色が落ちるのをテレビで見た・・・」
ということでした
焼き海苔は海からあげた海苔を干して焼いただけ。
海苔の佃煮は着色料を入れる場合があるようですが、
焼き海苔に着色する・・・
のは聞いたことがなかったので、
調べてみました。
湿った海苔は、ご家庭で佃煮にすれば
保存料や添加物を使うことなく調理できて安心です
海苔自体が持つ天然色素には、
赤・青・緑・黄色の4種類があり、
赤色の色素は特に水に溶けやすいということです
また、赤色の色素は熱にも弱いので
海苔を焼くと分解して消え、
海苔が緑っぽく見えるのです。
裏ワザつまり、焼く前の乾し海苔でおにぎりを作ると
ご飯に天然の赤い色素が移ることがあるのです。
しかも、のり・お茶・こんぶ・味噌などに
食用タール系色素の赤色2号などを使うことは、
法律で禁止されています
焼き海苔には、味付け海苔のように
調味料も着色料もついていませんので
安心してお召し上がりください
おいしい焼き海苔は、松作商店でどうぞ
湿った海苔は、ご家庭で佃煮にすれば
保存料や添加物を使うことなく調理できて安心です