乾し椎茸のプチ知識
こちらは、肉厚大粒のどんこ椎茸です。
さて、乾し椎茸はなぜ干し椎茸と書かないのでしょうか
辞書を見ると
乾かすは、水分を取り除くことに重点を置いて表現し
干すは、乾かすために日光・風・熱に当てることに重点を置いた表現
と書いてあります。
天日干しを連想させる”干す”という字は基本的に使わないのです。
うま味成分もできにくく味がよくないからです。
松作商店 乾し椎茸の天日干しについて
機械乾燥した椎茸を食べる前に日光に当てる
しかし、椎茸についてはほとんどが熱風乾燥なので
天日干しを連想させる”干す”という字は基本的に使わないのです。
それなら、天日干しをしていない乾し椎茸はいかがなものか
という疑問が出てきます。
それは、完全な天日干しをすると黒く硬くなってしまい
うま味成分もできにくく味がよくないからです。
実際に、昔から販売用の乾し椎茸は、炭火で乾燥させていました
天日干しと書かれている椎茸も、
2時間くらい天日に当てあとは熱風乾燥したものが多いのです。
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松作商店 乾し椎茸の天日干しについて
・・・というワケで、乾し椎茸をおいしく食べるには
機械乾燥した椎茸を食べる前に日光に当てる