地鎮祭、お供え物の乾物
地鎮祭のときのお供え物(神饌)には、酒・塩・米・水・野菜などを三宝にのせますが、
その中に、乾物をお供えする三宝があります。
乾物で揃えるものは、海の幸と山の幸。
基本的には、昆布・するめ・乾し椎茸・寒天の4種類です。
乾物屋の当店には、神主さんや工務店さんなどもこれらのものを買いに来られます。
三宝にお供えするときは、このように立てて置くのが正式です。
【お供え物には意味があり、かたちも大事】
神饌は縁起物なので、なるべく見た目の良いものをあげましょう。
・昆布は、幅が広く色つやの良い利尻昆布。
・するめは、北海道産のスルメイカ。
日本の神事ですので、できれば輸入物の剣先するめは避けましょう。
・乾し椎茸は、どんこ椎茸がおすすめです。
お供え物は、価格の高いものにする必要はありませんが、
『お買い得品』や『お徳用』などと書いたものは避けましょう。
他のお客様もお見えになります。 見た目が大事です。
【立ててお供えするのが正式】