匠の逸品 最高品質の鰹節削り器

以前コレ知っとこ!『匠が届ける!冬の食卓』というコーナーで 当店でも販売している鰹節削り器が紹介されました。





・鰹節削り器 常三郎青紙1号の特徴

鉋刃の幅が70mmと広く、鉋台の厚さも36mmもあります。


鉋刃抜群の切れ味を誇る、国産最高級の安来鋼(やすきはがね)青紙1号 を使用し、鉋鍛冶が手作りで鍛えて作りました。




鉋は、播州三木の常三郎が作成したカンナを使用しています。


鉋台は、越後二代目三郎西村祐一による台打ちした作品です。

外箱は、桐材を使い桐材の変色汚れ防止の為 環境対応ウレタンニスで仕上げました。



本職の方が毎日長く使っても丈夫なつくりとなっています。






厳選その1【桐の外箱】

外箱は
桐材を使い桐材の変色汚れ防止の為環境対応ウレタンニスで仕上げました。

木目を活かし、木材保護のため塗料が塗ってありますので、手垢などでも汚れにくくなっています。


ですが、3ヶ月に1回くらいは、固く絞った濡れ布巾などでのお手入れをおすすめいたします。


道具ですので多少のメンテナンスをしていただくことによってより長くお使いいただけます。




高級箪笥にも使われる桐は、湿度の多い梅雨時は木の細胞が膨張して中に湿気が入るのを防ぎ、冬に乾燥しているときは木も乾燥して箱の中を良好な湿度に保ちます。


鰹節の場合特に湿気を嫌いますので、このような理由から桐を使っております。






厳選その2 【安来鋼 手打ち鍛造青紙の鉋刃】

カンナ刃は最高級安来鋼の『青紙』を使用して、手作りで鍛えて造っております。


この鋼材は、日本刀と同じように叩いて鍛えた『鍛造品』を使っています。


青紙の説明は
こちら


職人が作る青紙の刃で鰹節を削ると、切れ味が良いため滑らかで力がいらず、スーッと伸びたきれいな削り花になります。


また、刃に粘りがあるため、刃こぼれがしにくいのです。






厳選その3 【白樫の鉋台】

樫にも白樫・赤樫とありますが、より堅い白樫を使用しています。


よく乾燥させた硬い白樫は、減りにくく狂いがありません。


大工さん・鳶職人さんが使用するカンナも白樫が使われます。


ちなみに、1つ1つの刃にあわせて微調整して鉋台を作っています。


また、
鉋台は
台打ち職人越後二代目三郎西村祐一による台打ちした作品です。



【削り器の刃を研ぐ時】

削り器の刃は、通常はご家庭で簡単に研いでいただければ良いのですが、本格的に研ぎ直しする場合は、当店にご連絡ください。
 
職人の住所をお教えいたしますので、そちらに直接お送りいただければ1,000円くらいで研ぎ直しをしてくれます。
そのときは、当店からも職人に連絡しておきます。
 
また、本格的に研ぎ直しをする場合、あまり頻繁にすると刃の減りが早いので、本当に切れなくなったときにすることをおすすめいたします。
欠けた場合は、刃自体を換えなければいけませんので実費がかかります。



商品寸法:約高さ170×巾130×330mm


鉋台寸法:約厚36×巾88×長さ303mm


鉋刃寸法:寸8(約70mm)


木箱:桐材


鉋台:白樫


鉋の状態:
完全直ぐ使い

鉋刃:錬鉄/青紙1号 播州三木 常三郎作






完全すぐ使いとは鉋業界の用語で、出来立ての刃は研ぎ屋さんが研いだ状態の鉋刃を(一般に市販されている鉋)”すぐ使い”と云い、裏打ち(裏押し)本研ぎをした物を完全にすぐに使えると云う意味から”完全すぐ使い”と言います。


又、地金ですが鎖(明治以前の船の碇)を使い、生地では無く錬鉄と呼びます。


8件あった鉋鍛治も今では6件もう少しで4件になるそうです。


冬のボーナスで、ワンランク上の本物の道具を購入してみませんか。

そのほか各種、鰹節削り器の詳細とお求めはこちらよりどうぞグッド