新物『ふのり』入荷

今年とれたての『ふのり』が入荷した。
昨年テレビなどで取り上げられたせいもあってよく売れたので、今年は結構多めに買い付けた。

健康によく手軽で保存が効き最近注目されている『ふのり』。
春が旬（しゅん）、漁の解禁は３月で、６月ごろまでが漁期。乾燥させることで1年以上は常温で保存できる。
当店のふのりは生産者より直接まとめて仕入れていますので、でご提供しております。
お買い求めの際はこちらをご覧下さい。

ふのりで作る簡単料理

味噌汁の具や、酢の物で食べるのが一般的だが、その他おいしい食べ方を紹介します。

【切干和えの酢の物】
干し大根を酢であえて、その酢は捨てる。
再び酢、砂糖、ユズ酢、少量のしょうゆを加え、フノリを入れてあえる。
【酢みそあえ】
ごまをすり、合わせみそ、砂糖、ユズ酢を混ぜる。ゆでたネギとフノリを入れてあえる。
【ニンニク葉の煮物】
ニンニク葉をゆで、だし、しょうゆ、少量のみりん、フノリを加えて煮る。
みりんだけを使い甘くしない方がおいしい。ちくわを入れても旨い。
【卵とじ】
だし汁に砂糖、しょうゆ、みりんを加えてフノリをやわらかくなるまで煮る。
卵を割り入れる。ご飯にかけてもおいしい。

【フノリで健康増進・血液さらさら】
有効成分、粘質多糖類フノラン・水溶性食物繊維の効果

フノリに含まれる水溶性の食物繊維フノランは、含まれ、腸内環境を整え便秘を防ぐ、肥満を解消するなどの効果があります。
2004年4月15日の『午後○○おもいっきりテレビ』で、海藻の中で脂肪を分解・吸着するのはフノリだけとか、タレントの泉アキさんが、フノリで中性脂肪を減らし、ダイエットに成功したとかいう報告もあります。

高脂血症、糖尿病、高血圧の予防に。にはコレステロールの吸収を抑制するはたらきやするはたらきがあることもわかっています。
動脈硬化、肥満などから起こる 『天然のサプリメント』なのです」

フノリは昔から『』といわれています。体内の毒素の排出を促がして、生体を浄化する作用があるためです。
中国の古い薬草辞典「本草綱目」にはの結石を溶かす」と記されています。

フノリを煮詰めて冷ましてから、肌に塗ると、すべすべになります。食物繊維が汚れを吸着し、ミネラル分が肌に浸透するからです。
皮膚がんの予防になるともいわれているます。ただフノリを煮詰めるだけなので、エステに行くより安上がりです。

【お蕎麦に】お蕎麦屋さんでは、フノリをそば粉のつなぎに使っているところもあります。健康イメージで名物になっているようです。
【洗髪に】江戸時代にはすると髪の毛がつやつやになると重宝されていました。フノリに含まれるミネラルや、たんぱく質などが髪、地肌に浸透し有効に働くのです。
【糊として】昔は木綿や麻などは、フノリ(布糊)で糊付けをして、洗い張りをしたものです　　

◆フノリは紅藻スギノリ目の海藻で、マフノリ・フクロフノリ・ハナフノリなどがあり、食用にされるのは、マフノリとフクロフノリである。
フクロフノリは昔からよく利用されてきた海藻で、刺身のツマやみそ汁の具などとして食用に用いられるだけでなく、接着剤として使われたり、戦国時代には珪藻土のつなぎとして“食べられる壁”のために使われた事もある。