この雛人形は今上陛下の
即位の礼の時の衣装を再現したという皇室雛です
お内裏様が向かって右側にあり
こちらが上手(かみて)とされた昔ながらの京雛飾りです。
一方お内裏様が向かって左側にある関東雛は・・・
大正天皇が洋装の国際儀礼に従い
皇后様の右側に立たれたことに始まるそうです
ちなみに、現皇太子さまの雛飾りは関東風です
また、どちらもひな人形の前には
左近の桜(さこんのさくら)と
右近の橘(うこんのたちばな)があります。
古来より桜は魔除け橘は不老長寿の意味があるとされてきました。
この特別展は、1月より
桜の蕾が膨らみ始めた伊勢二見の賓日館で見られます