今川義元の素顔
静岡県立中央図書館で、桶狭間を語るというシンポジウムがありました。
写真はNGということなので、こちらは開演前の写真です
磐田市教諭の、加藤 理文氏がコーディネーターとなって
次の4人の個性的なパネリストを迎えて、討論会が行われました。
【本郷和人】
東大大学院情報学環助教授。
「桶狭間の戦いのとき、織田軍は2千の兵力と言われたが
それはあくまで江戸時代に書かれた信長公記(しんちょうこうき)をもとにしたもの。
実際は、時代背景からいって1万以上はいたのではないか。」
という新説を発表していました。
【中井均】
お城の研究家で、
城郭の構造から戦国を読み解くマニアックなお話が聞けました。
NPO法人城郭遺産による街づくり協議会を設立されたそうです。
【宮下英樹】
ヤングマガジンに掲載された センゴク外伝・桶狭間戦記の著者。
「桶狭間の合戦で討ち取られたため、弱いイメージの今川義元ですが、
街道一の弓取りとしても有名で、東海の王ともいわれ実際には実力のある武将だった。」
そんな思いを熱くかったっていました。