目からウロコの椎茸料理法

matsusaku2009-10-05







これは、原木栽培の生椎茸です。
今までも何回かしいたけの原木栽培と菌床栽培の違いをお話したことがありますが
今日は、おいしい調理法についてお話します。

本日紹介するのは、椎茸のバター炒め。
これは、素材の味を大切にするイタリアンの巨匠 奥田政行シェフ
の伝授するレシピです。


【椎茸のバター炒め】
作り方:

生椎茸をスライスしてバターで炒める。

以上びっくり

・・・なんですが、コツがいくつかあります。

1.椎茸をスライスするとき斜めに、なるべく表面積を多くするように切ります下

2.フライパンにバターを入れ、少し焦げるくらいに熱します。(香ばしさを出すため)

3.椎茸のヒダを上にして並べ、約6分くらい炒めます。

炒めるのは片面だけ、裏返さないのがコツです。それは、椎茸の水分だけを飛ばすためです。


【乾燥すると美味しくなる椎茸】
椎茸は、適度な熱を加えることと水分を飛ばすことで、うまみ成分が増えます。
乾し椎茸が、生椎茸よりおいしいのはそういう訳なんです。

また、椎茸を選ぶときは上の写真のように、傘の表面にひびが入ったり
点々があるような、厚いどんこ椎茸のほうが香りが強くておいしいです。


そして、以前こちらにも書いたとおり原木栽培の方が自然の森の香りを感じることができます。



干し椎茸はほとんどが原木栽培で、このようなマークが貼ってあります。


奥田政行の食材スーパーハンドブック