天然のカルシウムたっぷり、瀬戸内海産田作り(ごまめ)
お正月料理の定番『素干し田作り(ごまめ)』の新物です。
【田つくりとは】
田作りとは、カタクチイワシの稚魚を真水で洗って干したものです。
昔、鰯はたくさんとれ、田畑の肥料にされていました。
ある時田にまいたら豊作になったことから、たつくり呼ばれるようになりました。
関西地方では、ごまめとも呼ばれます。
「五万米」と字をあて、五穀豊穣を願い、お正月に食べる祝い肴の一つです。
健全を意味する「まめ」にもあやかっています。
【産地】この「たつくり」は、山口県青海島名産の極上品です。
11月の下旬におせち料理用として新物が生産されます。
【品質】1匹4〜5cm位の大きさです。
上質なため形もきれいで、腹切れや鱗が剥がれたりもしていません。
そのまま食べても、はらわたや頭も苦くなく、ほのかな甘みさえ感じます。
このままでもおつまみになりますが、フライパンで軽くカラ煎りするとおいしくいただけます。
醤油をちょっとたらすとより香ばしくなり、焼酎・日本酒などのおつまみなどにぴったりです。
デパ地下などで調理されたものを買ってくるより、素干しを買ってご家庭で作ったほうが経済的。
しかも、素材の色や形がわかるので、着色料や味付けなどでごまかされたものより、安全で安心です。
しっかりとした、本物の素材の味を味わってください。
田作りの作り方
【材料/4人分】
田作り(ゴマメ) 60g
砂糖 大さじ3
しょうゆ 大さじ2+1/3
【たづくりの作り方】
(1)フライパンを火にかけ温め、そこへたつくりを入れ弱火で焦がさないよう気長に煎り、手でポキッと折れるようになったらペーパータオルに広げて冷ます。
(2)鍋に砂糖、しょうゆを入れ、火にかけ弱火で煮つめる。木べらで鍋底に筋がひけるようになったら、(1)を加え手早くからめる。
(3)バットにクッキング・シートを敷き(2)を広げ冷ます。