日テレドラマ「おせん」に登場の、本枯節かつお節

matsusaku2008-06-24

日本テレビ系ドラマ「おせん」(毎週火曜日夜10時)
最終回に登場した、鹿児島県山川産本枯節鰹節。



ここに出てくる本枯節とは、昔ながらの硬い鰹節のことです。
半年近くかけ、カビ付けと天日干しを3〜4回繰り返して、旨みを熟成・濃縮した鰹節です。
ここまで枯らすと、生のカツオの6分の1位の大きさまで小さくなります。
鰹パックにする若い鰹節とは違い、生臭くなく芳醇な香りで、削りたてをそのまま食べると自然に唾液が出てくるほどの旨みが凝縮されていますです。


ドラマでは、焼津が舞台ですが、実際本枯節(仕上げ節)の生産量とは鹿児島県が98%、焼津が2%となっています。
鰹パックにする荒節の生産量だと、焼津は30%のシェアとなります。
テレビの影響で、鰹節といえば焼津というイメージになっていますが、鰹節の生産量は鹿児島県枕崎や指宿のほうが断然多いのです。



当店がのみで扱っている、上記の本枯節「松作金印」は、その中でも最高級・最大級の本枯節です。
お中元・結婚式の引き出物・快気祝い・上棟内祝などにお使いの ご贈答用はこちら。


◆本枯節金印鰹節への思い入れ  
この鰹節は、私が原魚の漁場・釣り方から指定して、燻しや天日干し・カビ付けも農林水産大臣賞を何度も受賞したことのある鰹節作りの名人に仕上げてもらいました。
 実際仕入原価はかなり高いのですが、出来上がった鰹節を直接・全部を仕入れ、利幅を少なくしてこの価格を設定しています。
 最近、本物の食材が少なくなっている中、日本一といわれるくらいの本当においしい鰹節を作りたかったからです。
 出来上がった鰹節は、国内最大級のかなり大きいもので、手で削ってい削りやすい硬さに仕上げました。
 削りたてをそのまま召し上がってみてください。 舌にのせると唾液が自然と出てくるほどの、芳醇なおいしさです!


・原魚のカツオの漁場と・漁法
 この鰹節の原魚は、静岡県御前崎沖の近海で漁をしたものです。
 しかも、昔ながらの一本釣り漁法で釣り上げました。
 通常鰹節にする鰹は、遠く南洋の巻き網漁法で漁をします。
 一本釣りなのでカツオの魚体が傷まず、綺麗で中で身割れすることが殆どない品質の良い鰹節が出来るのです。


・匠の技で鰹節づくり
 漁をしてきた鰹は、新鮮なうちに鹿児島に送って鰹節に仕上げていきます。
 鹿児島県は、本枯節の生産シェア90%を誇る日本一の鰹節産地です。
 鰹節への加工は、原魚を切る段階からカビ付け・天日干しまで、すべて鰹節作りの名人松山氏が担当します。
 彼の鰹節作りはとても丁寧で、天候やカビの具合を見てこまめに天日干を繰り返していきます。
 松山さんは、鰹節品評会でも毎回賞をいただくほどの、知る人ぞ知る鰹節造りの名人です。



・ロットの総重量280kgの数量限定品
 この鰹節はいつもある訳ではございません。特に良いカツオがとれたときだけの販売となります。
 原魚から企画をし特別に仕上げてもらった鰹節のため、20kgが14ケースだけしかできず、全国で当店のみのお取り扱いとなります。
 生の鰹で10kg以上の大物、国内最大級で最高品質の鰹節です。
 大きめの鰹節のため重さがあるので価格が高く感じるかもしれませんが、100gあたりの単価は大手有名店の通常の鰹節よりかなりお買い得に設定しております。
 鰹節を頻繁に使われる方は、最終的に小さくなり削りににくくなることを考えれば、大きい鰹節のほうが結局は経済的なのです。


和食文化がはぐくんだ、世界一硬い発酵食品かつお節。
香りたつ削りたてのかつお節、本枯節の味を、一度ご賞味してみてください。


本枯節かつお節の詳細・お求めはこちら