【乾物屋の知恵袋】なぜ、鰹節が結婚式・内祝に喜ばれるのか?

matsusaku2008-03-11


鰹節は、昔から結婚式や上棟・新築祝いなどのお祝い事に引き出物としてよく使われてきました。
最近は、
「なんで、かつお節が結婚式の引き出物についてくるの?」
なんてことを良く聞きます。
でも、結婚式の引き出物にかつお節が付くのにはちゃんと意味があるのです。



それぞれのお祝い事に、縁起担ぎと使い勝手のよさから鰹節が使われる意味を、簡単に説明します。

◇結納・結婚式

鰹の背節を雄節(おぶし)、腹節を雌節(めぶし)と呼び、1対で、夫婦仲良くという意味。


右の長いほうが雄節、左が雌節。


地鎮祭・上棟・新築祝い・快気祝い鰹の断面が松の年輪に似ているので「松魚」とも書き、冬でも枯れない松は縁起が良いとされます。神社の屋根の棟に直角に付いている丸い木の棒も鰹木と呼ばれます。



◇出産祝い・端午の節句(子供の日の内祝い)・七五三
鰹は元気が良く、勝雄武士とも書き、出世を願って昔かつお節は武士の褒賞にしました。


保存性が良い国産の健康食品
鰹節は世界一硬い食品といわれ、日本食文化が育んだ保存食品です。
長期間保存が効き、削ればすぐに手軽に使える昔ながらのインスタント食品です。
発酵食品のかつお節は、最近健康にも良いと見直されてきました。


和食の基本、日本伝統の自然食品かつお節。
『心伝わる本物の味』を贈り物にいかがですか。
ご注文はこちらより