風林火山博・甲斐善光寺とほったらかしの湯

matsusaku2007-02-17



2月の連休に山梨県甲府市までドライブに行ってきた。
ちょうど今、大河ドラマで放映している『風林火山』の舞台になっているのと、眺めが良いことで最近人気の「ほったらかしの湯」に行ってみたかったからだ。





  この開放感にやみつきになり、リピーターになる人が後を絶たないとか。





まずは・・・
風林火山博】

当日は午前中に山梨県に着くことができたので、山梨県民情報プラザ地下1階でやっている『風林火山博』を見るため100円パーキングに車を止めた。
ビルの1階は物産展、地下が展示会場になっていた。
入場料600円払って会場内に入るとかなりの賑わいで、列について見ないとすぐ近くで見れないくらいだった。
内容も充実していて、じっくり見れば1時間半くらいは充分かかる。



先日、地元の静岡県で「戦国の館・掛川」というところに行ったばかりで、その時の知識と重ね合わせて見るとわかりやすく楽しむことができた。
ミニシアターでも、ちょうど先週放映したばかりの大河ドラマの収録内容をやっていた。
ロケで使った躑躅ヶ崎館のセットが北杜市にあるということだが、今回は時間がないのでいけなかった。



1時間くらい見て1階のみやげ物売り場に移動た。
たまたまそこであの有名な「八ヶ岳清泉寮のソフトクリーム」を売っていたので即購入。参百圓也。
まだ食べたことのなかったので、その濃厚な味に感動。これは行列ができる訳だ。
インターネットで探したらこちら↓でも売っていたのでご参考までに。



山梨 キープ協会清泉寮ジャージーアイスクリーム
120ml×12個価格4,800円(税込5,040 円) 送料込



何か土産はないかと試食したら美味しかったので『くろ玉』というお菓子を買ってきた。
青えんどう豆の餡を、黒糖と寒天で作った羊羹場の皮で包んだお菓子。
おいしくて体に良い食材を使っているのでおすすめです。ぜひ一度食べてみてください。

甲州銘菓澤田屋の「くろ玉」15個入 価格1,580円 (税込) 送料別


近くのレストランで食事して車に戻り、甲斐善光寺に向かった。


甲斐善光寺

甲斐善光寺は、武田信玄公が川中島の合戦のとき信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年(1558)、御本尊善光寺如来をはじめ、諸仏寺宝類を奉遷したことに始まるという。



善光寺は、日本最古の霊仏・一光三尊阿弥陀如来善光寺仏)をお祀りしているが、全国には443の善光寺仏があり、「善光寺」を正式な寺名とする寺院は119ヵ寺もある。

その中で四善光寺と呼ばれるのが下記の善光寺だ。
・定額山 善光寺 (長野県長野市無宗派 天台宗と浄土宗の山内寺院によって護持
・定額山 元善光寺 (長野県飯田市天台宗
・双蓮山 祖父江善光寺東海別院 (愛知県祖父江町天台宗
・定額山 甲斐善光寺 (山梨県甲府市・浄土宗)

僕としては、甲斐善光寺以外の3箇所は行ったことがあるので、ぜひ来てみたかったお寺だ。


武田氏が滅んだあと、江戸時代には徳川家位牌所になっていたためか、金堂には武田菱と葵の御紋が交互に描かれた幕が掛かっていた。三方ヶ原の合戦武田信玄と戦った家康の居城浜松城の城下町から来た僕にとしては何か親しみを感じた。


【鳴き龍と戒壇廻り】
金堂の天井には、巨大な龍が二匹描かれていて、その下で手を叩くとビィ〜ンというやまびこのような音が聞こえる。
これは、日光東照宮などにもある『鳴き龍』というもので、手を叩いた音が天井や床に反射して多重反響現象の共鳴音となって聞こえる。
ここ善光寺は、龍が描かれている天井が釣り天井になっているので、余計に反射音が増幅されるらしい。
これは『日本一の鳴き龍』ということだ。


また、他の善光寺と同じくご本尊の真下の地下室を歩く『戒壇廻り』があったのでそちらもいってきた。
ここのは、中が「心」という漢字になっているということで、ほんの少し迷路みたいな感じだった。



甲府地場産業センター かいてらす】
善光寺のすぐそばに、地場産業センターがあったので寄ってみた。
山梨の名物「ほうとう」をはじめ「甲州印伝」「印章」「甲州雨畑硯」「ワイン」「水晶」などが展示されていた。
奥のほうに展示されているかなり大きめな「ブラウン水晶」の玉をには、10,000,000円の値札が・・・
その横には、それよりも2回りくらい大きい、透き通るように透明な(同じか^_^;)直径21cmの水晶玉が展示されていた。というか値札が付いていたので販売されていた。
その価格は300,000,000円。3千万円かと思ったら、な・ナント3億円…。
相当なパワーが出ているのではないかと思い、ケースの外側から思わず両手をかざしてしまった。




武田神社 


次は車で10分くらい走ったところにある「武田神社」へ。
ここは、「躑躅ヶ崎館」と呼ばれた武田家三代の屋形跡に武田信玄公を御祭神として祀り建てられた神社。
大正4年武田晴信のご遺徳を慕う県民に武田神社ご創建の気運が沸き上がり、官民一体となった「武田神社奉建会」が設立され、浄財によって大正8年に社殿が竣工された。ということだ。
ご祭神は武田信玄公。今年平成19年で創建88年の新しい神社だ。

風林火山ゆかりの地を歩く 1,480円
著者: 小和田哲男 出版社: エクスメディア サイズ: 単行本 ページ数: 145p




ほったらかしの湯



ほったらかし温泉のクチコミ情報はこちら



武田神社をお参りした後、ナビを「ほったらかしの湯」にセット。
ナビ通りに走ったら、山の中のえらく細い林道をとおり2つくらい山を越えた。
近くに行くまでほとんど車を見なかったが、山頂にある目的地に着くと急に車が増え、すでに80台くらい駐車している。
その後も続々と入ってくる。
広くて夜景を見るときれいだという「あっちの湯」と、富士山を真正面に望める「こっちの湯」があったので、こっちの湯に入った。
木の露天風呂とその一段下に石の露天風呂があり、そこから甲府盆地を挟んで真正面に富士山が見えた。
天気が良かったので見通しも良く良い景色だった。

体を洗って、もう一度露天風呂に入るころには日が沈み始めていた。5時15分くらいだった。
夕焼けで赤富士になるかと10分くらい浸かっていたけど、お湯で体は熱いが強風で頭が寒くて途中で出てしまった。
脱衣所に戻り窓越しに富士山を見ると、赤富士にはならずただ暗くなっていくだけだった…。


お湯はアルカリ性単純温泉だが、その景色は噂に聞くだけあってすばらしかった。
日の出1時間前から営業しているので御来光を見に来る人や、夜は甲府盆地の夜景を見に来る人で混み合うらしい。
外に出るともう日が沈み、甲府盆地の夜景も綺麗に見え始めていた。が、車だけは相変わらず続々とやってくる。


そんな訳で、富士山の西側を抜け富士ICから袋井ICまでをETC通勤時間割引を利用し半額で走り、その後は一般道で浜松まで帰ってきた。


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