おわら風の盆 in 浜松肴町
本日 第5回 浜松 おわらの夕べ
浜松肴町に、越中 八尾の風 が 吹き抜ける
今日平成18年10月21日(土)、浜松におわら風の盆*1がやってくる。
本場富山の風の盆、今年はもう9月1日〜3日に行われた。
今年も、地元はすごい人出だったそうだ。
富山市八尾町伝統の踊り「おわら風の盆」を浜松市中心部に招いて演舞。
肴町通りも踊りながら街流しをする。
概要はこちらも参考にしてみてください。
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開催日 2006年10月21日(土)
開催日補足 雨天中止
開催時間 舞台/17:30開演 、 肴町街流し/19:30〜
会場 浜松市利町・浜松市教育文化会館「はまホール」
肴町通り・しにせ通り大安寺
料金 舞台/1300円(前売1000円)
主催・共催など 越中おわらの夕べはままつ実行委員会、
肴町発展会
チケット発売場所 アクトシティ浜松チケットセンター、
遠鉄百貨店プレイガイド、
ヤマハミュージック東海浜松店プレイガイド
※前売りチケット発売中
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【おわら風の盆ミニ知識】
①なぜ、小さな八尾の町にこのような文化が出現したか?
文化が育つには、その町の経済力が欠かせない。八尾は寛永15年(1639年)富山藩の創設以来、飛騨との交易など繁栄した。この小さな町は、富山藩のお納戸として藩の財政の七割余り稼ぎ出していたのだそうだ。
江戸末期から明治に入りさらに隆盛を極め、財を得た八尾商人たちは、仕事の合間に、芸事に明け暮れたということだ。
②風の盆は単なる盆踊りなのか?
風の盆というだけに、収穫の時期に豊作を祈ると共に風の災害が起こらないことを祈る行事として行われてきた。かつて風の盆は8月中旬に行われていたらしいが、太陰暦から太陽暦へ統一されたことを機会に、旧暦のお盆にあたる9月初旬に改められたといわれている。
③曲を演奏する楽器として、なぜ胡弓が使われるのだろうか?
明治後期から大正初期にかけて当時浄瑠璃で名を上げていた松本勘玄という人物が伝えたとされている。財力のあった八尾の人たちは、外国の楽器を使うことを粋としたのだろう。その音色は、物悲しげな風の盆の舞にしっくりと合っている。
④女の人は、なぜ黒い帯をするのだろうか。
昔、おわらの衣装を揃えた時に、帯まで揃えることが出来なかったので、大多数の人が持っていた冠婚葬祭用の黒帯を用いて踊った名残だそうだ。
⑤おわらの踊り手には、年齢制限があるのだろうか?
踊り手さんには、15歳〜25歳までという年齢制限があるそうだ。もちろん、未婚でなくてはならない。17〜18歳の茶髪の娘さんが、菅笠を被った途端に妖艶な女性に変身するのには驚かされる。
10月21日、浜松で行われる風の盆については、こちらもご覧ください。
*1:二百十日の初秋の風が吹くころ、おわら風の盆の幕開けを迎える。毎年9月1日から3日にかけて行われるこのおわら風の盆は、今も昔も多くの人々を魅了してやまない。
・おわらの歴史は古く、元禄のころ。
・生活の中から見いだした喜びを面白おかしく表現しながら、町を練り歩いたことが町流しの始まりという。しかしその多くの表現は、当時の庶民生活の実態をそのまま露骨に唄ったものだったため「このままでは伝えるより先に滅んでしまう」。そう感じた芸達者な人々は、歌詞を改め、新しい詞の間に「おおわらい(大笑い)」の言葉を挟んで踊った。これが、おわらの語源になっている。また一説によれば、農作物の収穫の時期に豊年を祈り、おおわら(大藁)とも。
・かつて風の盆は、お盆の8月中旬に行われていたらしいが、町の人口が希薄になるその時期に祭りを続行することを、懸念する声が少なくなかったとか。
・当時暦の主流だった太陰暦から、太陽暦へ統一されたことを機会に、旧暦のお盆にあたる9月初旬に改められたといわれている。