掛川龍尾神社のしだれ梅、千代と一豊掛川館

matsusaku2006-03-06

今日は伊豆の河津桜を見に行く予定だったが、寝坊してしまったため掛川方面にドライブすることにした。昨日地元静岡のSBSラジオで、掛川龍尾神社のしだれ梅が見ごろだと言っていたので、それを見に行くことにした。10時半ころ浜松を出て1時間足らずで掛川に着いた。



龍尾神社*1 近くに行くと駐車場にとめる車が20台くらい並んでいた。
案内の人の誘導で止めた場所は、なんと鳥居のすぐ目の前1メートルのところだった。鳥居をくぐり、石段を登り、途中の手水舎で手を洗い、また石段を登って本殿に着いた。鈴を鳴らして、お賽銭をあげ二礼二拍手一礼してお参りした。



右手後方に大己貴神社(おおなむちじんじゃ)があったので、そちらも御参りしてきた。ご祭神の大己貴命(おおなむちのみこと)は大国主命(おおくにぬしのみこと)の荒魂(あらみたま)だ。荒魂の大己貴命は、武勇の神様なのでお城の鬼門を守るために祀られたのだろう。穏やかな和魂(にぎみたま)は大物主命だ。荒魂・和魂についてはこちら
ちなみに、大己貴命は龍尾神社の主祭神である素盞鳴尊(すさのうのみこと)の娘婿である。
その後、社務所へ寄って300円納め、今年から集め始めた御朱印を押してもらった。



お参りが終わって石段を降り、神社左手にある梅園*2に行った。
入園料は500円。今日は晴れた暖かく穏やかで、入園するとほんのり梅の良い香りがした。
手入れの行き届いた紅梅や白梅のしだれ梅が50本くらい目に入ってきた。
50mくらい歩いてから石段を登ると、その上には150本近くのしだれ梅が9分咲きくらいに咲き誇り圧巻。写真を撮る人や散策する人でにぎわっていた。



そのあと車で掛川城まで行って、NHK大河ドラマ功名が辻*3で話題の『千代と一豊・掛川館』へ行ってきた。
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『日本百名城(DVD)』4,500円

会場は2000年の大河ドラマ『葵 徳川三代』の時に行った「決戦関ケ原大垣博」の作りに似ていて、説明も詳しくなかなか見ごたえがあった。
こちらも観光バスなどで来る団体さんもいて賑わっていた。
すぐ横で、イベントのテントが幾つか並んでいたので、掛川深蒸し茶や地元の野菜を買ったり、骨董の露店でフクロウの風鈴を買ったりした。
城南一番人気!! 【城南の庵】0225アップ祭5

掛川深蒸し茶 城南の庵(1番人気) 1,050円


暖かくて、外をぶらつくのが気持ちよかった。

食事がまだだったので、走っている途中で見つけた「まさ吉」という蕎麦屋に入った。
人気があるらしくかなり混んでいた。
出てきた蕎麦も腰があって、本格的な美味しい蕎麦だった。




そのあとは、最近よく行く日帰り温泉の袋井「和の湯」に向かった。
通常1,000円だが5時以降に入ると800円。ちょっとお得だ。
休日ということもあって、相変わらず混んでいた。が、やはり天然温泉は気持ちがいい。
1時間半くらいゆっくりと浸かってきた。




浜松に戻ってきてからは、お気に入りの定食屋・伊場の「まるまん食堂」でカキフライ定食を食べた。
ここのご主人は皇室の厨房でも調理した経験もある人だ。小さいお店だが、仕事が丁寧で味も絶品。
味噌汁もきちっと、削り節でだしがとってあって美味しい。
今日も満足して帰ってきた。

*1:龍尾神社(たつおじんじゃ)】
掛川城の守護神社、山内一豊公ゆかりの社
 素盞鳴尊(すさのうのみこと)・櫛稲田姫尊(くしなだひめのみこと)・八柱御子神(やはしらのみこがみ)を御祭神とする龍尾神社は、掛川城の北東に位置する古社です。掛川城の鬼門の方角に当たることから城の守護神として代々の城主に崇敬されました。特に山内一豊公の信仰篤く、山内家の氏神としてご分身を土佐高知城の東北の山におまつりし、掛川神社と称して崇敬されました。病魔除健康、厄除開運、家内安全、立身出世などに大変御神徳あらたかなる神社です。

*2:掛川市下西郷の龍尾神社の境内北側にある梅園「花庭園」は、しだれ梅の見ごろには一足早く春を楽しもうという参拝者でにぎわいます。庭園の広さは約7000平方メートル。紅、ピンク、白のしだれ梅合わせて約280本が植えられています。自然の雑木林、ヒノキの森に囲まれた中に約500メートルの散策道を整備、川や滝も設けられ、高台から掛川城を眺めることもできます。

*3:功名が辻」は、戦国動乱期に一武士から土佐24万石の藩主に上りつめた山内一豊上川隆也)と明るい性格と機転の良さで一豊を支えた妻千代(仲間由紀恵)の物語。千代は没後400年近く経った今も、「日本女性の手本」と謳われる。