松尾神社祭礼・神輿渡御

matsusaku2005-06-08

今週の日曜日6月12日に、当肴町の氏神様である松尾神社の祭礼が行われる。
氏子町は肴町を含め10町*1である。
これらの町を順番に神輿を渡御(とぎょ)していく。


祭礼の一環として本日8日、年番町の千歳町と平田町が松尾神社に幟立てを行う。
当肴町は、本日町内の各所に笹竹を立てた。
神様が降りるときの目印とするためだ。
11日には浜垢離(はまごり)*2を行い、浜から持ってきた砂をお清めのために各戸の軒先に置く。


そして、11日の土曜日に元魚町にある松尾神社から神輿を肴町に移動させ、1泊した翌日の12日日曜日に担ぐのである。
当日は9時に神主が来て祝詞(のりと)を上げ、御神輿を9時半から10時半まで町内を隅々まで担いで廻る。
神様に町内の住民が無事に過ごしていることを見てもらうためだ。
この神輿は水掛け神輿なので、渡御の途中威勢を付けるために担ぎ手もろとも水をかける。
1時間10時半まで担いで、次の伝馬町に渡す。
その後氏子町を順番に廻って、最終の元魚町が16時にお神輿を松尾神社に宮入りさせる。
松尾神社の詳細については、また後日・・・。

*1:肴町(さかなまち)・伝馬町(てんまちょう)・千歳町(ちとせちょう)・平田町(なめだちょう)・旅篭町(はたごまち)・塩町(しおまち)・成子町(なるこちょう)・東菅原町(ひがしすがわらちょう)・西菅原町(にしすがわらちょう)・元魚町(もとうおちょう)

*2:静岡県遠州地方の見付天神や八幡神社などに多い神事で、本祭り前の早朝海に入って禊ぎをし、人の足の踏み入らない波打ち際の砂や石・海水を持ち帰り、町内の各所に置いて町内各戸の安全・無病息災・神輿渡御の安全を祈願するものです。垢離とは、神仏に願いをかけるとき水を浴び心身を清めること。