二子山親方逝く

matsusaku2005-05-31

5月30日午後5時40分数々の名勝負でファンを魅了した角界のプリンス、大相撲の元大関貴ノ花二子山親方が口腔(こうくう)底がんのため東京都文京区の順天堂医院で死去した。


今日は、これに関連したブログがごまんと書かれていることだろう。
それだけ影響力がありすばらしい人間だったということだ。
僕も追悼の意を込めて日記を書くことにした。


今日さまざまな放送局でやる特別番組を見ていると、その人間性のすばらしさが良くわかる。
一言では言い表せないが、控えめだが芯が強く、勝負に勝ってもいたって謙虚、粘り腰の相撲は並々ならぬ精神力の強さを感じさせる。
師匠として親父として、凛とした大和魂を持った日本人の鏡のような人間だ。



これからの日本は悪くなる一方だと考える人間や、3面記事に出てくる政治家や官僚は、二子山親方の生き方を見てその精神を学んでほしいと思う。



日本の良いところはまだまだいっぱいある。
世界に目を向けることは確かに必要だが、それにとらわれ心まで外に行っては本末転倒。
日本人なんだから、日本の良き伝統と精神を継承し育てていくことこそ、次世代に繁栄をもたらすものだと思う。


国技『相撲』を通しての、二子山親方のすばらしい生き方・考え方をお手本にし、自分にフィードバックしながら、後世に伝えていきたいものである。