シングルモルトウイスキー

今日は、お酒の話を少し・・・。


お酒は嫌いでなはないので週に何回か飲みに出る。
量はそれほど飲まないが、いろいろな人と会話をし、楽しい時間がすごせるのがストレス解消と人生の潤いになっているような気がする。


最近は焼酎がはやりで、厳選した焼酎を置いた店がたくさんできている。
「幻の焼酎」と銘打った焼酎を結構いろいろなお店で置いていたりする。
なかなか手に入らないんですよといいながら、意外と多くの店がおいていたりすると、本当に幻なのだろうか?と思ったりもする。



僕自身も焼酎は嫌いじゃないが、良く飲みに行く町内のバーでは、シングルモルト(1つの蒸留所のモルトウイスキーだけで造ったウイスキー)をキープすることが多い。
今はウイスキーを飲む人がかなり減ったが、味わいの違いを楽しみながら飲むとなかなか面白い。
別に高いお酒をキープするわけではないが、違いがわかりだすとけっこう楽しい。



シングルモルトを極めるとボウモアに代表されるアイラ島のヨード香が強くするウイスキーを好む向きもあるが、僕が好きなのは、イギリスのスペイサイド地方やローランド地方の程よい個性を持ったお酒だ。
今キープしているのはブレンデッドウイスキーシーバスリーガルのメインモルトでもある「ストラスアイラ」というシングルモルトウイスキーだ。



↑ストラスアイラ12年
このウイスキーの味わいは重厚でスイートである。舌の上でとろけるような味わい。フィニッシュはマイルドだが芳醇で華やかである。非常にまとまりのいいモルトだ。もしかするとシーバスリーガル以上に均整のとれたモルトといえるかもしれない。


また、これよりもう少し飲みやすいものとして好きなのは、ローランド地方のグレンキンチー。
シングルモルト入門用としてあきがこなくておすすめだと思う。



↑グレンキンチー 10年



あと、ハイランド地方のシングルモルトでは、ウイスキーライターのマイケルジャクソン氏も高得点をつけた「ハイランド・パーク」がおすすめである。



ハイランド・パーク 12年
色はやや濃い琥珀色。香りはきれと華やかさを兼ね備えた素晴らしい香り。味わいはドライで実に骨太。フィニッシュはスイートで華やか。非常によくまとまったモルトウィスキーである。


お酒はアルコールが入っていればなんでも同じという向きもあるが、味わいを楽しむのもまた楽しい。
その味について、気の会う仲間であーだこーだ薀蓄を傾けるのも一興(ちょっとしたおもしろみ。それなりの楽しみ)ではないだろうか。
もちろん味を極めたわけでもないしマニアックでもないが、それを繋がりに楽しい会話を楽しみたいものである。