中心街活性化と交通システムの整備

本日、当地方の地方紙、静岡新聞に「LRT新交通の柱に・浜松の市民団体市長に検討を要望」という記事が出ていた。
全国的に中心商店街の衰退が問題となっている。

中心街にもっと駐車場がなければだめだという向きもあるが、以前商店街で来客にアンケートをとったところ中心街に駐車場がほしいという意見は思ったよりも少なかった。
逆に商店が密集していて、魅力的な店が多く歩いて楽しい街を望んでいるような意見が多かった。


街の真ん中に100円パーキングや立体の駐車場があまり増えると、商店街の景観も良くないしお店の集積が少なくなり、かえって魅力をそぐ要因になるような気もする。
もし、駐車場を作るなら郊外に大きなものをつくり、そこからバスなどで送り迎えする「パークアンドライド」が有効だと思う。


そこで路面電車LRTがひとつの手段として考えられる。最近の路面電車はデザイン性にも優れ、低床で燃料電池で走るので環境にもやさしい。
LRTについてはこちらのページに詳しく載っている。
浜松市環境フォーラムが提案するLRT案はこちらを参照。


また、LRTも良いが今「愛・地球博」で走っているIMTSの活用も検討すると価値はあると思う。
まだコスト面・システム面で考える余地はありそうだが、これからの情報社会、インテリジェント交通システムが必要になってくる思う。
ただ、いかに難しい技術やシステムを使っていても、子供からお年寄りまでいかに簡単に操作できるか鍵でないだろうか。
ITSについてはこちらを参照。