名車トヨタ000ＧＴ

新名神高速道路の土山サービスエリアで見たトヨタ2000ＧＴです。

1969年8月〜70年10月、世界中で108台だけしか生産されなかった中の1台です。

この車は、日本で撮影された映画007は二度死ぬ（1967年製作)の中に登場します。

ショーンコネリーが初代ジェームスボンド演じ、丹波哲郎も出演した名作です。

007は二度死ぬ

その中で、ボンドカーとして使われたのがこのＴＯＹＯＴＡ2000ＧＴなんです。

何が良いかって、その話題性・希少性もさることながら、

職人が丹精こめて手作りした、ボディーの形。

広さだけを追及した今の車と違って、とても美しい流線型をしています。

思わず近くに寄ってしまいました

小さくても燦然と輝く　ＴＯＹＯＴＡ2000ＧＴ　のエンブレムです。

そして、この車が造られていたのは・・・ヤマハ発動機磐田工場。

1台1台手作業で作られていたのです。

パーツは新居工場、内装パネルは日本楽器製造が担当したそうです。

つまり、浜松の生んだ世界の名車なんです。

価格は当時で238万円、カローラが6台も買る金額でした。

今、中古車で買っても2,000万円〜3,000万円するそうです。

ものづくりの町浜松。　世界の名品を生み出した町。

後生に誇れるものを残せるよう、僕たちもがんばりたいものです

[1/43]トヨタ 2000GT/1967年/(ホワイト)