中央アルプス 伊那&奈良井宿ぶらり旅

matsusaku2008-08-22

先日のお盆休みに、南アルプス方面にドライブに行ってきた。
特に目的地にあてはなく、涼しいところがいいだろうということと、蕎麦でも食べたいということで出発した。
浜松から、国道257号線国道153号線と走り、飯田のまちへ。



途中、2年前にも来たことのある、貧乏神神社によってから、昼食の蕎麦を食べに行った。


【蕎麦のんび荘】
その店は、町内の人から教えてもらった『のんび荘』というところ。
民宿も兼ねている蕎麦屋さんである。
現地に向かうと、横の妙琴公園というところでバーべキューをしている人がいっぱいた。
その公園に車を停め歩いてお店に向かった。


注文したのは、とろろ蕎麦。
コシはあるが、麺が細くて短い。
好みなんだろうが、僕は前に行った『おにひら』の蕎麦のほうが好きだった。




打ち立て蕎麦を発送!自家製石臼挽き生そば3人前。
おにひら特製つゆ付!【ひるあさ】
価格 1,500円 (税込 1,575 円) 送料別



藍染静香】
道の駅で「南信州.com」という雑誌を見ていたら、藍染体験ができるところがあるというので、ナビで探して「藍染 静香」という工房に向かった。
4時頃着いて、風呂敷と手ぬぐいの藍染体験をした。
ここの藍染は、まったくの天然原料しか使っていないそうで、藍は徳島県から取り寄せた蒅(すくも)蓼藍草の葉を乾燥発酵させたものを再び瓶で発酵させている。
ろうけつ染めの蝋も蜂の巣から採った蜜蝋を使っている。


下絵を考えて、溶かした蜜蝋と絞りで作っていくのだが、最近針と糸を使っていないのでかなり時間がかかる。
色の濃さを帰るために、藍に漬ける回数を変えるのだが、1分つけたら1分乾かして空気に触れさせるということを何回か繰り返していく。

  




最後にお湯で蝋を洗い流して仕上げとなるが、終わったのは8時頃4時間近くかかってしまった。
それでも、工房のご主人は優しい口調で親切に指導してくれた。
次に来た時は、もっといいものを作りたいと思った。



【みはらしの湯】
藍染め体験を終え、温泉にでも入っていこうと、ご主人に教えてもらった「みはらしの湯」に寄っていくことにした。
露天風呂からは、南アルプスが一望できて、すがすがしい気分になった。
やっぱ、温泉はいい♪





ホテル ファインデイズ
風呂を出た後は、楽天トラベルで予約してあった北伊那駅前の「ファインデイズ」に泊まるべく車を走らせた。

2008年2月にできたばかりのホテルで、とても綺麗。
価格もリーズナブルで、300円でバイキングの朝食が付く。
また、伊那方面に来たら泊まりたいと思った。




権兵衛トンネルから奈良井宿へ】
次の日は、これまたいい天気!
地図で見たら、権兵衛トンネルというのが開通して木曽方面に行くのにすごく便利に・・・。
というわけで、そこを通って一路奈良井宿へ。


初めて行ったのだが、奈良井は東海道と並ぶ東西交流の大動脈、中山道の宿場町。
鳥居峠の上り口の鎮神社を京都側の入口とし、奈良井川に沿って約1kmの町並み。
旅籠の軒灯、千本格子など江戸時代の面影を色濃く残している。
僕の住んでいる浜松も、戦争にあわなければこのような町並みが残っていたかもしれないなぁと思った。


奈良井宿の観光情報はこちらより



土産物屋や木曽ヒノキや欅を使った伝統的な工芸品を売る店が軒を連ねている。
みやげにとケヤキの漆塗り椀を購入した。

漆器ほほえみ椀



あと薬の定番の百草丸も奈良井宿の中の直売店で購入した。

日野百草丸 1,240粒 1,050円


また来て見たい町並みだった。