食育

最近『食育』ということばをよく耳にする。
食育とはなんだろうか、ちょっと調べたみた。


(財)食生活情報サービスセンターによれば、『食育とは、国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指します。』ということだ。


平成17年6月10日に『食育基本法』というのも成立している。
平成18年1月14日・15日東京国際フォーラムにおいても、提唱:農林水産省、後援:内閣府文部科学省/厚生労働で、『第3回ニッポン食育フェア』が行われる。

展示企画は、下記のとうりである。
学校の食育・家庭の食育・食品選びの安心情報・海山里の食育
政府の食育・食と農の応援団劇場・ニッポンみそ汁カフェ・特設コーナー
企業の食育・地産地消のおすそわけ・食育ワンダーランド


ちなみに、楽天で食育関係の商品を探すと結構出てくる。
詳細はこちら
通信講座も3件の教材がある。
本においては、159件もヒットする。


当店も昔ながらの食材「乾物」を扱っているので、食育を念頭に食材における正しい知識をお客様に説明をしながら自分も勉強して販売することを心がけたいと思う。


乾物の豆知識として、最近賞味期限がやたらと取りざたされるが、加工していない乾しただけの昆布などは、乾燥したところで保存すれば4年・5年はまず大丈夫です。
また、素麺(そうめん)も賞味期限は約3年と長く、逆に1年経ったくらいのほうが味が馴染み美味しくいただけます。


また椎茸は、天日乾しが最高のように言われますが、保存性を考えると温風や熱で乾燥させるほうが持ちがよく、昔も炭火乾燥が主流でした。天日乾しをすると裏側のひだがすぐに黒くなり日持ちが良くありません。
ただ、日光に当てることによってビタミンDが増えるので、食べる前に食べる量だけ天日干しをするのがべストです。詳しくはこちら


また、日本が誇る保存食品の代表鰹節も2年くらい保存が利き、外側がかびても日光に当ててカビを掃えば問題なく使え、乾燥しすぎたら野菜の葉っぱなどに包んで1日置けば削りやすくなります。鰹節についてはこちら


やはり、日本人に一番合うのは日本の食材ではないでしょうか。
安全で美味しいものをバランスよく食べて、心も体も健康に(^_^)