尾張寺社めぐりとハイウエーオアシス

matsusaku2005-09-19


世間は3連休だが、当方は相変わらず休みは日曜日のみだ。
ということで、せっかくの行楽日和(びより)、快晴となった昨日10月18日名古屋方面にドライブに行ってきた。


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さて、どこに行こうかとインターネットで調べた結果、稲沢町の矢合観音(やわせかんのん)というところが毎月18日縁日だということが分かった。
寺社仏閣・お城好きの僕としては早速行ってみることにした。



車のナビをセットしようと思ったが、矢合観音では出てこず、稲沢市矢合を地図で出して手動でセットした。

矢合観音はお寺にあるわけではなく、一民家の一部屋に安置されている。
江戸時代から庶民に広く信仰され「万病に効く水」として有名な矢合観音の水は、さまざまな病や怪我にご利益があるといわれている。
自分も帰りに持参したペットボトルに敷地内にある井戸水を汲んできた。



当日は9月にもかかわらず32度くらいの暑い日だったが、多くの人(年寄りが多いが)で賑わっていた。
参道にはみやげ物屋、植木屋、食堂などが並んでいた。みたらし団子と宇治ミルクのかき氷、あと梨(豊水)を買ってきた。



車で10分くらい行った祖父江という所に善光寺があるというので、そこも行ってみることにした。
長野の善光寺を小さくしたような建物だった。長野市善光寺飯田市元善光寺甲府甲斐善光寺と合わせて四善光寺と言うそうだ。



本堂に入ると「お戒壇めぐり」ができると言うので300円支払って行ってみた。
本堂下の真っ暗な通路を歩き腰の位置にある『鍵』に触ると極楽への道が開けるという。
これも長野の善光寺にあるのと同じ方式だが、鍵のところにある極楽浄土を表現したジオラマがなんとも派手で、おぉ〜という感じだった。
受付に朱印帳を売っていたので、寺社仏閣好きの自分としてはこれから集めようかなとおもったが、やはり最初は地元の遠州一宮小国神社で買おうかなと思い、善光寺を後にした。



次は、せっかくここまで来たので尾張の一宮をお参りしていこうと思い、真清田神社に向かった。車で約30分くらいである。
主祭神天火明命*1(あめのほあかりのみこと)、農業の神様である。


ここにも境内の横に「神水舎」があり霊験あらたかな万病に効く水が湧き出ていたので、途中飲んできたジュースのペットボトルを空にして、その中に少し汲んできた。
もちろんお賽銭はちゃんとあげてきました(^_^)



その跡時間半くらい走って、伊勢湾自動車道の刈谷ハイウエーオアシスへと向かった。
まだナビには載っていないので、住所で探していった。
大観覧車と温泉があることでかなり賑わっていた。自分もその両方が目当てで行った。


駐車場について少し土産物屋をぶらついたあと、天然温泉の『かきつばたの湯』に入った。
泉質は、ナトリウム塩化物温泉(弱アルカリ性高張性温泉)で、ちょっとしょっぱかった。
結構混んでいたが、のんびりと1時間以上入っていた。




温泉を出たあとは観覧車(600円)に乗った。今日はちょうど中秋の名月で、観覧車から観る満月もなかなかオツなものだった。
食事は、館内のフードコートにて。ラーメン横綱のらーめんがおいしかった。帰りに車の中で食べようと思って黒船という所で芋きんつば(140円)を買った。


今日もまたいろいろと廻った休日だった。

*1:天之忍穂耳命の子で、瓊瓊杵尊の兄。正しくは、「天照国照彦天火明櫛玉饒速日命」(あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと)というが、単に「饒速日命」(にぎはやひのみこと)とも呼ばれる。「火明」とは、「穂赤熟」、すなわち稲が熟して色づいたさまを表している。天火明神を祖神として信奉していたのが古代の中部地方に勢力を張っていた尾張氏である。この神の気性の激しさや強力なパワーは、太陽のエネルギーに他ならない。だから、尾張一族の人々はそうした日の神の霊威を崇め、開拓の神、農業の守護神として信仰していたのである。