昭和の街並みとジブリ展
東京武蔵野の小金井公園内に
昭和の建物を移築した江戸東京たてもの園があります。
正面に構える堂々とした受付棟は、皇居外苑から移設された旧光華殿
昭和15年に造営され、紀元2,600年の式典のため
1年間だけ使用して、この地へ移築されたそうです
両側にそびえる、大きな金木犀の木が目を惹きました
当日は、ジブリの立体建造物展も開催中だったので
夏休みの子供たちなど朝から多くの人で賑わっていました
広い園内の中でも東ゾーンには、
下町風情が味わえる町並みが再現されています
正面には、千と千尋の神隠しに出てくる
油屋のモデルとなったともいわれる子宝湯が建っていました
暖簾をくぐり番台を越え、浴室に入ると
お約束通りペンキで描かれた富士山がありました
また、昭和3年ころ建てられたという乾物屋を覗くと・・・
生卵が1個ずつ籾殻(もみがら)の上で販売されていたり、
奥のほうでは鰹節を立てて販売しているのが印象的でした
当時はまだ、賞味期限や原材料などの表示義務がない時代
商品を買う時は、お客の五感で色や匂いをみて購入していました
賞味期限についても、腐ったら食べない
という常識的な判断が基準となる自己責任の時代でした
現在乾物屋は、歴史遺産的な商売となりましたが
品質重視のおいしい乾物は
浜松の乾物屋松作商店にご用命ください・・・ちょっと宣伝