ダンヒルのウイスキー
dunhill Old Master CRYSTAL DECANTER
(ダンヒル オールド マスター クリスタル デキャンタ)
最近、部屋の中をヤサガシしていたらダンヒルのウイスキーが出てきた。
今は亡き俺の親父が20年位前にお土産で買ってきた物だ。未開封なのに蒸発したのか、もともとこの量なのか?ほんの少し減っているような気がする。
箱は残ってなくボトルにも詳しく書いてないので、どんなウイスキーなのか調べてみた。
◆アルフレッド・ダンヒル社
イギリスにある王室御用達のアルフレッド・ダンヒル社の創業は1893年。葉巻やパイプから皮革製品、アクセサリー、香水、ライター、時計、紳士服まで高級紳士用品を製造・販売する会社として世界的にも有名である。
そのダンヒル社が、ダンヒルの名を冠した世界最高のウィスキーとして開発したのが「ダンヒル・オールドマスター」。妥協せず、何者にも拘束されずに世界最高のスコッチをつくりたい、とのダンヒル社の意向を受け、実際にブレンドを手掛けたのは名ブレンダーといわれたマスターブレンダーのジム・ミルンであった。
20年熟成以上の厳選されたモルト原酒と、比較的若い(といっても8〜9年)グレーン原酒との絶妙のブレンド。あえて年数表示を謳っていないのもその為で、30数種の原酒がダンヒルの名に相応しい重厚なコクとまろやかな口当たりをもったウィスキーに生まれ変わっている。ダンヒル・オールド・マスターが発売されたのは1982年。その8年後の1990年には早くも輸出功労賞を受賞している。
クリスタルデキャンタは、イタリア有数の芸術家によって創出されたもので、17世紀において最も古典的であったイギリスの手づくりによるクリスタル・デカンタのスタイルをとっており、1960年代に彼の素晴らしいデザインのいくつかが完成された-------ジョージ・ラベンスクロフトのデザインによるもの。
デカンタの肩の低いボディラインと垂直の切り子面をもつ本体は、そのシャフトと丸みを帯びた形で、独特のクルーシーフォーム・デカンタとして知られている。
さらにボトルには全て通し番号入り。ボトルに添付されている登録証で登録すると証明書が発行され、ロンドンのダンヒル本店に保管されているダンヒル・オールド・マスターの名簿に記載される。
このボトルには、DE 071224 という番号がつけられていた。
←通常のオールドマスターは、こんな感じ。
←クリスタルデカキャンタはこんな感じのボトル。(見えにくいがdunhillのロゴの下にCRYSTAL DECANTERと入っている。)
←しかし、今回出てきたこのボトルには CRYSTAL DECANTER の文字が入っていない。もしかしてプレミア物?箱は無くなってしまったので製造番号しか手がかりは無いが、インタ^ネットで探してもたどり着けず・・・。
誰かわかる人がいたら教えてくださぁ〜い。